こんにちは。かーやです。
ここ数年で、女性の社会進出に伴う「女性の働き方」について注目されるようになってきました。そんな時代の動きを象徴する映画が『マイ・インターン』です。働く女性のリアルな葛藤や悩みを包み隠すことなく表しているこの映画は、公開から約5年経った今でも多くの方の心に響いていること間違いなし!
アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロの豪華キャストが作り出した、全世代に観て欲しい名作になっています。
この記事が、まだ映画を観ていない人にも、既に映画を観た人にとっても映画『マイ・インターン』を好きになるきっかけになると嬉しいです。
目次
映画『マイ・インターン』 こんな方におすすめ!
- プライベートと仕事を両立させたい方
- 仕事や育児で疲れを感じている方
- これから新しいことに挑戦したい方
- 老後の人生を楽しむ秘訣を知りたい方
おすすめ度:
30秒で分かる!映画『マイ・インターン』あらすじ
若くしてファッション通販サイトの会社を立ち上げたジュールズは、1年半で会社を大企業へと成長させた。社長であり、妻、母である彼女は、仕事と私生活の歯車が少しずつ崩れているのを感じていた。
そんな彼女の前に現れたのが「65歳以上のインターン生」として会社に迎えられた70歳のベン。最初のうちはベンを邪険に扱うジュールズであったが、少しずつ自分にできる仕事を見つけて行動していく彼の真摯な姿や、彼の言動に関心し、徐々に心を開いていく。
そんな彼女に、仕事でもプライベートでも降りかかる試練の数々。ジュールズはこれらの試練をどのように乗り越えていくのか。50歳も年齢が離れたジュールズとベンの友情にも大注目。
登場人物の紹介
ベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)
妻に先立たれ、印刷会社での40年勤務を終え、定年を迎えた70歳のごく普通のおじいさん。しかし、人生に対しても仕事に対しても常にポジティブ。チャレンジ精神旺盛でヨガから料理、語学まで何にでも挑戦し続けている。
そんな彼が新たに挑戦したのが「65歳以上の見習い社員(インターン)」だった。自分の息子・娘世代の同僚と働くことになったベン。始めは浮いた存在だったベンだが、ベンにしかできない役割と助言で多くの人々を良い方向へ導く。いつしか会社にとっても、ジュールズにとっても必要な人財になる。
ジュールズ・オースティン(アン・ハサウェイ)
若くしてファッション通販サイトの会社を立ち上げ、1年半で会社を大企業へと成長させた実力者。「妻」であり、「母」であり、「社長」であるジュールズは、家庭と仕事の両立に日々奮闘しながら過ごしている。
一見すべてのライフイベントを成し遂げた成功者にも見えるが、実は繊細で不器用な彼女。それでいて人に頼ることが苦手。そんな彼女を救ったのが「65歳以上の見習い社員(インターン)」で採用されたベンとの出会いでした。ベンの行動や言動に徐々に救われていきながら、ジュールズは、少しずつ仕事やプライベートで壊れかけていた歯車を修正していく。
フィオナ(レネ・ルッソ)
ジュールズの会社で働くマッサージ師。ベンと唯一年代が近いこともあり、お互いの距離を少しずつ縮めていく。大人の女性ならではの振る舞いや、仕草が魅力的なキャラクター。ベンとの関係にも大注目です。
マット(アンダーズ・ホーム)
ジュールズの夫。ジュールズの仕事を応援するために仕事を辞め、子育てと家事に専念する専業主夫。家族想いな一面を持ちながらも、夫婦の時間が取れないことに悩み浮気をしてしまう。
まだまだ日本では浸透していない、専業主夫ならではの葛藤を描いたキャラクター。ジュールズとの関係は修復できるのか最後まで見逃せません。
ジェイソン(アダム・ディバイン)
ベンの同僚の一人。ユーモア溢れる明るい性格ですが、時々羽目を外してしまうことも・・・。しかし、劇中では盛り上げ役として大活躍。メインではないけれど、なぜか注目を誘う、一味違った魅力を放つキャラクターです。見れば見るほどジェイソンにはまること間違いなし!
【ネタばれあり】『マイインターン』おすすめポイント
- 年齢・境遇で見方が変わるジュールズの姿
老若男女問わず共感ポイントが多いですが、特に女性の多くが、ジュールズの気持ちに共感できると思います。仕事と家庭の両立方法は、家庭の数だけ正解があると思うので、この映画は一例に過ぎないかもしれませんが、「ワークライフバランスを大事にするって何?」という疑問のヒントが得られます。
仕事でもうまくやっていきたいし、家庭でも良い妻・母でありたいと願うのはジュールズだけではないはず。
年齢や自分自身の境遇によって、ジュールズから感じ取れることは変わってくると思うので、境遇が変わるたびに見返してみるのもまた面白いかもしれません。
私自身も何度も見返しています。
- ハッと思わせるベンの名言が豊富
映画の中ではたくさんの「ベンの名言」が登場します。何かに迷った時に言われるとハッとさせる言葉の数々がもはや教訓になりそうです。
直訳すると「実現させよう」「やってみよう」になります。実際、ベンは興味あること、挑戦したいことは即行動に移します。70歳でありながらもインターン生として働こうとする姿が有言実行そのものです。
何事に挑戦するにしても悩みはつきものですが、ベンのように前向きに挑戦する姿勢は私も見習いたいところです。
一度は定年退職をしたものの、まだまだ働く意思は途絶えていないことを表している、ベンらしい一言です。ベンにとっての生きがいは、いろいろと探し回った結果「社会復帰すること」だったのでしょう。
何かの判断に迷ったときは「自分の情熱はこれに向いているのか?」と問いかけてみるのも良いかもしれませんね。
ベンの座右の銘であり、とても大切にしている言葉です。ベンとジュールズの距離が縮まった映画の分岐点とも言えるFacebookを登録するシーンでは、ベンは好きな言葉の欄にこの言葉を登録します。この言葉は、「トム・ソーヤの冒険」の著者であるマーク・トウェインの言葉らしく、実際にこの言葉通りの行動を見せるベンにとっては一つの行動指針なのかもしれません。
70年という人生経験を持っているベンだからこそ、誰よりも説得力が感じられます。
私も、正しいと思いながらも様々なリスクを考えてしまいがちなので、まずはリスクにも負けない自信と行動力をつけたいと改めて思いました。
紳士的なベンだからこそ、言える言葉ですよね。最近の若者が平気でこの言葉を言ってると若干引いてしまいそうですが、なぜかベンだと違和感がないんです。ベンの紳士的な振る舞い、服装、言動、人生経験すべてがうまい具合に働いているからなのでしょうか。
実際に、泣いている女性にハンカチを差し出すベンの姿はまさに紳士そのもの。さりげなくハンカチを出せる大人な男性、悪くないかもしれません。
SNSが普及している現代では、何でも文章で終わらせがちですよね。しかし、場合によってはしっかりと自分の言葉で伝えることって大切ですよね。
「大切なことは直接伝えるべき」ということは、改めて聞くと当たり前なように感じますが、実は実行できていないことも多い気がするのは私だけではないはず。ベンを見習って大切なことは直接伝えましょう!伝わり方も180度変わるはずです!
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は、映画『マイ・インターン』について紹介していきました。
老若男女問わず学びが得られるだけではなく、社会問題でもある「ワークライフバランス」について再度考えさせられる本作は、いつ見ても人の心に響く作品になっています。
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