映画『マダム・イン・ニューヨーク』あらすじ・キャスト【名言紹介あり】

外国映画

こんにちは。かーやです。

今回紹介する『マダム・イン・ニューヨーク』は、結婚について・家族について考えさせられるだけではなく、言語学習のモチベーションアップにもなります!

この映画は「インド映画」ですが、常に歌って踊る典型的なインド映画とは少し異なります(笑)

私自身、英語学習をしていますが、この映画を観ると「私も頑張らないと!」と思えるので良い刺激になっています。

それでは!映画『マダム・イン・ニューヨーク』を紹介していきます!

この記事が、まだ映画を観ていない人にも、既に映画を観た人にとっても映画『マダム・イン・ニューヨーク』を好きになるきっかけになると嬉しいです。

映画『マダム・イン・ニューヨーク』こんな方におすすめ!

  1. これから英語学習を始める方
  2. 家族について考えたい方
  3. 結婚について考えたい方
  4. 何か新しいことに挑戦したい方

1分で分かる!映画『マダム・イン・ニューヨーク』あらすじ

教育やビジネスにおいて英語が主流になっていくインドで、英語ができないことでコンプレックスを感じ自信をなくしている古風なインド人主婦のシャシ。

ビジネスマンの夫や優秀な娘に、英語ができないことをいつも馬鹿にされ、妻として・母親としての自信をなくしてしまう

そんな時、姪の結婚式の手伝いのため、ニューヨーク行きが決まる。インドを出ることすら抵抗があるシャシにとってさらなる試練が。なんと、4週間シャシ一人でニューヨークへ前入りすることに。

英語ができないシャシにとって、家族と離れ離れでニューヨークで過ごす日々はとても心細く感じた。しかし、ある日「4週間で英語が話せるようになる!」という広告を見かけ、家族に内緒で入校を即決する。

英語を学び始めたこで、少しずつ自信を付けていくシャシ。自分のアイデンティティを保ちながら、成長していくシャシの姿に誰もが共感し、感動すること間違いなし!

登場人物の紹介

シャシ(シュリデヴィ・カプール)

専業主婦の古典的なインド人女性。母親と夫、子供二人の5人でインドで暮らしている。

夫や娘が話すように、頑張って英語を話そうとするが、発音のちょっとした間違いで小馬鹿にされてしまう。得意な料理「ラドゥ/Laddu」を販売し、貯金をしているが夫に鼻で笑われる始末。夫の代わりに娘の三者面談に行くが、英語が話せないため娘からも軽蔑されてしまう。

英語に対するコンプレックスを抱えながら過ごしていたシャシに転機が訪れる。なんと、姪の結婚式準備のため、ニューヨークに4週間の滞在をすることに!

英語が話せないシャシにとって、ニューヨーク行きは「挑戦」でした。案の定、コミュニケーションが上手く取れないことで悔しい思いをしてしまうが、そんな時に目にしたのが「4週間で英語が話せる!」と書かれた英会話教室の広告。

「これ以上英語が話せないことで嫌な思いをするのはごめんだ!!!」と、英会話学校への入校を即決。ここから英語を学ぶことで、シャシの人生が少しずつ輝き始める。

後程紹介しますが、最後のシャシのスピーチはとっっっても素晴らしいです!何度聞いても心打たれます。

主婦が抱える気持ち、妻・母としての気持ち、そして英語学習(第二言語学習者)の気持ちをすべて代弁してくれるシャシに、世界中から共感が集まること間違いなし!

サティシュ(アディル・フセイン)

シャシの夫。典型的な亭主関白タイプで、「俺は家族のために外に出て働いているんだから、妻は自分のために家事・料理・子育てをするものだ」と思い込んでいる。

シャシ(妻)が、何をするにしても一方的な決めつけた言い方をする、まさに「ジャッジメンタル(judgemental)」な性格。シャシに見切られなかったことが不思議なほど(笑)

しかし結婚式の当日、シャシの英語スピーチを聞き、今までの自分の振る舞いや言動がシャシを傷付けてしまっていることに気付き改心する。

飛行機の乗客(アミタ―ブ・バッチャン)

シャシのニューヨーク行きの飛行機で隣に座った見知らぬインド人。

シャシが英語が理解できないと分かると、ヒンディー語で手助けをしてくれる。

登場シーンは少ないが、このおじさんかなり良いこと言います(笑)

語学学校の愉快な仲間たち

出身も、境遇も、英語を学ぶ目的もそれぞれ違うが、「英語を話せるようになりたい!」という同じゴールに向かってお互いを高め合う素晴らしい仲間たち。

シャシのニューヨークでの初めての友人であり、「英語が話せない」という同じ悩みを抱える同志

【ネタばれあり】『マダム・イン・ニューヨーク』名言まとめ

映画『マダム・イン・ニューヨーク』では、多くの名言が登場します。ハッとする名言から、共感できる名言まで幅広く登場するので、まとめてご紹介します。

飛行機で出会った男性からの言葉

This is your first trip to the US, and first time happens only once.
Every first experience is special, so enjoy!
初めてのアメリカ旅行。何事も初めては1度だけ。
その1度は特別な体験。だから楽しんで!

何気なく感じる言葉ですが、見知らぬ地域でこれから生活を始めるシャシにとっては、とても心強い言葉だったことでしょう。

何事も初めてのことは不安がつきもの。だけど、「初めては一度きりだからこそ楽しむ!!」と考え方を180度変えてみることで、初めてが不安なものから楽しみなものに変わる気がしてきませんか?

個人的には、このポジティブな考え方がとても好きです。

シャシの言葉①

David sir is different from you. You are different from David sir. 
But heart pain is the same shape.
デイヴィッド先生は君たちとは違うし、君たちもデイヴィッド先生と違う。
だけど、心の痛みは同じ。

ゲイであるデイヴィット先生が失恋したことを知り、英会話学校の仲間たちとの会話でシャシが発した言葉。

日頃から夫や娘から心無いことを言われているシャシだからこそ、心の痛みについては誰よりも共感できるのかもしれません。

話す言葉や境遇、考え方が違ったとしても、心の痛みは誰しもが感じるもの。
だからこそ、何か意見を発する時、
「誰かを傷付ける言葉になっていないか?」
「誰かを悲しませる言葉になっていないか?」
と一度自問してみることも、時には必要かもしれません。

シャシの言葉② 結婚式スピーチ

まずはこの最後のスピーチシーンをぜひ!!観てください!

4週間前までは、英語を話すことすらできなかったシャシが、姪の結婚式で話したスピーチ。

妻として、母として、そして一人の女性としての意見をまとめたシャシの1つ1つの発言に、共感する方も多いはず。

Nobody can help you better than you.
自分を助ける最良の人は自分。

自らの選択で英語を習得し、苦手を克服したシャシが言うと、とても説得力がありますよね。

この言葉を聞くと、毎回、「私も頑張ろう!」と背中を押されます。

何事においても、最終的に自分自身を変えて、最良の道に導けるのは他人ではなく自分自身なんですよね。本当に行動力の大切さを痛感します。

また、結婚すること、家族になることについてシャシはこう話しています。

Family can never be judgmental.
Family will never put you down, will never make you feel small.
Family is the only one who will never laugh at your weaknesses. 
Family is the only place where you will always get love and respect.
家族は決して批判しない。
家族はあなたを見下さず、肩身がせまい思いをさせない。
家族だけはあなたの弱みを笑ったりしない。
家族だけが愛と尊敬を与えてくれる。

このシャシの言葉に、「結婚」「家族」について改めて考えさせられます。

家族間で優劣をつけることなく、常にお互いを尊重し合える関係は素敵なことだよな~と、学ばせてもらいました。

良い言葉がありすぎて、すべてを紹介しきれていませんが、両親との関係や、夫婦関係で行き詰った時には、このシャシのスピーチを聴くことを全力でおすすめします!

最後に

いかがだったでしょうか?

今回は、映画『マダム・イン・ニューヨーク』について紹介していきました。

何か新しいことに挑戦したり、語学習得を目指したりする方や、結婚・家族について考えたい方にはかなりおすすめの映画です。

苦難を乗り越え、一生懸命挑戦する主人公シャシの姿に、勇気づけられること間違いなしのこの映画。ぜひ一度観てみてください!

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