こんにちは!かーやです。
今回は、益田ミリさんの『きみの隣りで』について紹介していきます。
この本は、家族・結婚・親子関係・人生・・・さまざまなライフイベントに対する気づきを与えてくれます。
マンガ形式でサクッと読める量だが、内容が奥深い。そんな内容の濃い文庫本です!
まだ『きみの隣りで』を読んだことがない人も、是非手に取って読んでいただけると嬉しいです。
こんな方におすすめ!
- 人生について考えたい方
- 家族の在り方について考えたい方
- これから人生設計を行う方
- 時間を掛けずサクッと読みたい方
30秒で分かる!『きみの隣りで』あらすじ
森の近くに住む早川さん(翻訳家)は、夫(歯科医師)と一人息子(太郎)の三人で暮らしていた。この物語は、早川さん家族と、その家族を取り巻く友人・先生・子供たちの何気ない日常を描いたストーリー。
それぞれの登場人物の目線で日常を切り取り、何気ない生活から大きなことを気づかせてくれる。
そして、このストーリーには欠かせない数々の植物たち。とりわけ重要なのが、早川さんが命名した栗の木、通称「優しい木」。
「優しい木」には、どんなことでも話して良いというのが早川家のルール。言葉ではうまく言えないようなことから旅行での出来事まで、様々な日常のできごとを「優しい木」に報告する。
早川家とその家族を取りまく様々な人の日常を描き、多くの「気づき」を与えてくれる。
どんな年齢、立場でも楽しめて、読んだ後心が温かくなる1冊です。
『きみの隣りで』見どころ紹介!
それでは、『きみの隣りで』の見どころを簡単に紹介していきます!
マンガ形式でサクッと読める!
『きみの隣りで』は、マンガ形式で、ページ数も140ページ程です。
が、しかし!!!決して侮ってはいけません!!!
あらすじでもお伝えしている通り、サクッと読めてしまう割には、内容が深いんです!
そして、20代、30代、40代、50代、、、それぞれの年齢・立場から楽しめる1冊になっています。年齢を重ねる中で、この本から学び取れる内容はきっと違うものになるかもしれません。
私も、また5年後に読むと違った感想を抱くのかもしれないな・・・そんなことを感じた1冊です。
何気ない台詞が「名言」に!
この本の中には、多くの「さりげないけど深い言葉」が散りばめられています。
実がならない木はあっても、花が咲かない木はないんだよ
引用:『きみの隣りで』益田ミリ
何歳になっても輝ける瞬間はあるよ。
そんな風に聞こえてきた一言です。
大切に育てた種も、
いつかは風にのったり
雨粒に弾かれたりして、巣立っていく
親がずっと見守りつづけることなんてでいません引用:『きみの隣りで』益田ミリ
きっと、自分が結婚して、子供を産んで、子供が成人した時、こんな風に実感するのかもしれません。
これに関して、嬉しく思うのか、悲しく思うのか・・・その時の自分がどんな感情を抱くのか楽しみです。
離れていくことからでしか世界は広がらない・・・・
引用:『きみの隣りで』益田ミリ
現状維持も大事ですが、世界を広げるためにはその場所から一歩踏み出すことも大切。
背中を押してもらえる一言でした。
いいんだ、傷ついても
傷ついたって生きていける引用:『きみの隣りで』益田ミリ
あの有名な台詞から拝借して、、、まさにこれは「死ぬこと以外かすり傷」というやつですね。
色んな世界を見て、多少傷ついてでも多くの経験をした方が、人生も楽しい。そんなことを言われている気がしました。
子供は生きがいではない気がします
生きがいは、
ひとりひとり自分の中にしかないんだと思うんです引用:『きみの隣りで』益田ミリ
確かに、子供に自分の夢を託したり、子供の成長する姿を見たりすることで、生きがいを感じる人もいると思います。
しかし、子供が成長して自分の元から離れてしまった時、その生きがいは本当の自分の生きがいとは少し違ったものだったと気づかされるのかもしれません。
私も、これからの人生「自分の生きがい」を探しながら人生謳歌したいと思います。
紹介した以外でも、さりげない一言だけど深い、、、そんな言葉がたくさんあるので、是非皆さんもお気に入りの一言を見つけてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、益田ミリさんの『きみの隣りで』について紹介してました。
何気ない日常を切り取った、何気ないストーリーから、多くの気づきをもらえる・・・そんな貴重な一冊です。
これらに共感できる皆さんは、まさに「わかってらっしゃる!!」
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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